年少入園|給食の不安を解消!ママが意識したいこと[好き嫌い・箸]

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みみ
みみ

こんにちは、もうすぐ卒園!の娘を持つ管理栄養士ママみみです。

今回は元保育園栄養士の私が、給食が心配で、、とママたちに相談された時どんなことを考え、お伝えしていたかご紹介します。

娘は食事が苦痛なタイプではないのですが入園したときには不安で仕方なかった!環境が違うこと、出されるものが違うこと、、考えだしたらきりがないですよね。好き嫌いが多い子のママからしたらなおのことと思います。

でも、卒園時にはみんな自分なりに好きな食べ物が増え、体はぐんと大きくなって卒園していくので大丈夫!

入園まで食事を楽しく!ができればもうはなまる◎ですが、親が意識してよかったこと、出来るようにしておいた方がいいこともいくつかあるので参考になれば嬉しいです。

まずはママが意識を変えよう

子どもの前で不安を口にしない

子どもの園での食事をスムーズにしたい、楽しくさせてあげたいと思うならまずはママがマイナスの印象を与えないこと!

入園前、わたし自身が不安で「○○ちゃん給食食べられるかな~」などと本人に言いたくなりましたが、ぐっと我慢。不安をあおるようなことはなるべく言わないように心掛けていました。

もし先生に食事の心配な事をお伝えするときも、最初は子どもの前で伝えるのはやめましょう。子ども自身がそう思い込んでしまうとなかなかその状態から抜け出しにくくなります。

子どもの前で伝えるなら「野菜を食べるのを頑張っているところなんです」などポジティブな言葉でお伝えするのがおすすめです。

  • 給食が始まって食べられないことが苦痛になっている場合は、先生にそれを知ってもらっている事が安心材料になることもあります。「先生に伝えたから大丈夫だよ」の言葉で安心できる場合もあるので臨機応変にいきましょう♡

「みんなで食べる」の力を信じておおらかな心を持つ

保育園栄養士時代、ママたちからよく聞こえてきた「給食では食べてるっていうんですけど、、」というセリフ。

味の優劣とかそういうことの影響ではなくて「みんなで食べる」パワーのおかげ!だったりします。

苦手なものも周りのお友達が食べているから挑戦してみようかなと思えたり、1人1人の好みに合わせているわけではない献立の中で苦手な食材との接触の機会が増えたことがきっかけになっていたり。

また、朝決まった時間に登園しみんなで体を動かして遊んだあとの食事になるので生活リズムが整いお腹もすいているからきちんと食べられるというのも大きな要因になります。

入園後すぐは環境の変化や子どもなりのストレスがあって食が進まないこともあるかもしれませんが、3年間通してみるといつの間にか食べられるようになっていたという子がとても多いので、長い目で見てあげてほしいと思います。

家で出来る!意識したいこと

苦手食材を見慣れたものにしておく

園では「周りのお友達パワー」があるにせよ、苦手なものが見慣れないものにまでなってしまっているとなかなか口にするのは難しいもの。

安心できるおうちでも食べる食べないは別として食卓に出して身近な食材として意識させると◎。

みみ
みみ

口にできなくても、食卓に出すことで見た目、香り、家族が食べた時の美味しいというリアクションなどたくさんの情報が入ってきます。

100%毎回一口は口にできる!ようにする必要はありませんが、何回かに1回はチャレンジしてみようかなと思える環境を整えられるとお子さんも安心ですね。

私はこんな風にアプローチしています

食べられないことを大人に伝える練習をする

ママはもちろん子どもの苦手なものを知っているから盛り付ける時に外してあげたり、量を少なくしたり調節しますよね。

子どもの食べられる量を知っているし「今日はおやつが遅かったから少なめにするか、、」など細かいことまで把握し食卓に出しているはずです。

全て察してしてあげていることですが、園生活ではそうもいかないシーンも出てきます。

「○○が苦手だから減らしてほしい」「お腹いっぱいになってしまったから残したい」など自分で言えるようにしておくとぐんと苦痛な時間が減る場合が多いです。

みみ
みみ

言えない子が先生に声をかけてもらうまでお皿の前でじっと座っている、なんてことも実際あるんです。。

やっぱりこれも安心できるおうち食べられない事を口に出して伝えることを練習できるとお子さんの安心や自信に繋がりやすいので練習の価値あり!

食べきれる量を知る練習をする

もちろん過度に心配しなくても、苦手や量に対して先生方が配慮してくれています。実際娘の園では、

  • 年少 配膳後食べる前に「(量や苦手で)食べられない子いますか?」と声をかけられ減らしてもらう
  • 年長 少なめ、多め、普通によそったものが用意してあり、自分で食べられる量の皿をとる

というような指導だったようです。

年少で食べられる量を把握するのは難しいですが、毎日の食事で少しずつ意識付けしていきましょう。

おすすめは分かりやすいご飯の配膳。どれくらい食べられるか聞いてあげる事で段々自分の食べられる量を把握していきます。

みみ
みみ

娘は給食でたくさん食べられる!と言ってしまい、時間をかけて食べきるけどおやつなしでも夕食に影響が出てしまうタイプで大分苦戦しました。今は欲張らずに笑、適量を食べてくることが出来ています。

入園までに箸を使わせた方がいい?

入園前、年少で箸を使えるようにしておいた方がいいかという相談もよくありました。でも焦りは禁物!

子どもの発達に合わせて無理に持たせない

入園前ママ
入園前ママ

うちの子、お箸まだ使えないけれど大丈夫かな?

みみ
みみ

お子さんのペースで焦らずいきましょう♡

箸は手や指、口など様々な部分が発達してからでないと使えないので、○歳が来たから使わせるもの、ではなくその子の成長に合わせてスタートがベスト。

無理に持たせて正しくない癖がついてしまったり、箸や食事自体が苦痛になってしまうと本末転倒です。焦らずいきましょう!

これが出来たら箸にチャレンジ

一般的にこれが出来たら、チャレンジ!という目安がこちら

  • スプーンフォークの三指握り(鉛筆持ち、大人が持つように持つこと)ができる
  • ペンでしっかり線が書けるようになる
  • お箸に興味を持っている

お子さんによっては2歳後半から練習できることもあるし、4歳くらいにスタートする子もいます。

目に見えることなので、まだだと焦ってしまうかもしれませんがオムツと同じで大人になって使えない人はいないので大丈夫です!

元気に帰ってきてくれることが1番大事

入園時はたくさんの不安があると思いますが、子どものペースで給食を楽しめるように急がず焦らずサポートに徹しましょう。

給食で苦手なものが食べられた!ということがあったら、それはママが子どもに食の土台を作ってきた証拠!子どもと自分自身をたくさんほめてあげて。

もしも、給食の時間が苦痛になってしまったら先生に相談もしてみてください。今は栄養士に相談できる園も多いと思いますよ。

給食を残しても、食べられるものが少なくても、楽しく元気に通えることが1番!楽しい園生活が送れますように!

インスタDMでお子さんの食のお悩みをお伺いしています♡

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