子どもの「やりたい!」に上手に応える親子で嬉しいお手伝いのすすめ

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みみ
みみ

年長の娘を育てている管理栄養士ママみみです。

幼児期のお子さんがいらっしゃる方、お子さんにお手伝いさせていますか?

私はもちろんさせています♡……と言いたいところなのですが、本当に「時と場合による!」この一言につきます。

させた方がいいのは分かっているし、「やりたい!」と言ってくれた気持ちを大事にしたいですが、平日の忙しい時間には(今!?時間ないのに…)と思ってしまう事も多々あります。

そうそう!と共感してくださる方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、自戒も込めてキッチンでのお手伝いのメリットや考え方についてまとめたいと思います。

ママの余裕が1番」「小さいパーツで親の調理と分けて」を合言葉に一緒にお手伝い問題を乗り越えていきましょう。

キッチンでのお手伝いメリット・デメリットは?

こんなにいいことがある!お手伝いのメリッ

性別に関わらず、大きくなったら食事の準備ができる大人になってほしいと思うママは多いのはないでしょうか。

その第一歩となるお手伝い。幼児期からぜひ取り入れたいですよね。

お料理ができるようになる!それ以外のお手伝いのメリットをご紹介します。

食への興味関心が高まる

食材に触れたり、料理が出来る工程を知ることで食への興味が高まることが期待されます。

野菜の栽培も同じですが、自分で作ったものは積極的に食べてくれる子が多い印象です。

苦手な食材へのチャレンジや、意欲的に食べることに繋がる可能性もありますね。

達成感と自己肯定感が育つ

小さなおしごとでも任されチャレンジすることで「出来た!」という達成感を味わうことが出来ます。

また、「出来たね!」「ありがとう」「助かったよ」などの家族からの声掛けは自己肯定感に繋がります。

みみ
みみ

人は、人の為に行動して喜ばれることで幸せを感じやすいそうです

お手伝いで幸せを感じてくれたら親として嬉しすぎる♡

先を見通す力が育つ

料理の工程はもちろん、配膳一つとってもテーブルを拭く→箸や食器を並べる→料理を並べるなど、順序を考えながらする必要があります。

「次は何かな?」と順序立てて作業する事が増えていくと先を見通す力も育ちそうです。

集中することが増える

少し大きくなったり、お手伝いに慣れてきたら包丁や火を使うことにチャレンジするお子さんもいるでしょう。

危険が伴う作業に親はヒヤヒヤしてしまいますが、危険をきちんと伝えれば子どもは真剣に聞いてくれるもの。

5歳の娘も最近刃のついた包丁にチャレンジしていますが、びっくりするくらいの集中力を発揮しています。

自然に数字や化学に触れられる

これもある程度大きくなってからのことですが、「○個ずつに分ける」「○杯入れる」など数に触れたり、量をはかることでものの単位を知ったりすることが出来ます。

また、例えばホットケーキを作ろう!となった時に「なんでぷつぷつと泡ができるんだろう」「焼くと茶色くなるのはどうして?」などちょっとした化学に化学の疑問を持つ子もでてくるでしょう。

本や教科書の勉強も良いですが、実際に体験した事はいつまでも心に残ります。

その時は分からなくても、小学校に入り勉強していくうちに自然と結びつくこともあるかもしれません。

まだ遊びのようなタイミングで少しだけ教育に触れられるのも、長い目で見た時にメリットになりそうです。


デメリットはある?

やはり最大のデメリットは、最初は親の負担が大きい・時間がかかる ではないでしょうか。

上記のようなメリットがあっても、親にマイナスの気持ちがある時だとうまくいかないこともありそうです。

せっかくのメリットを活かすためにも「お手伝いは親の余裕がある時」がお互いベストですね。

みみ
みみ

私は、忙しい時に「やる!」と言われて余裕なくやらせてしまい、少しの失敗を必要以上に責めてしまって悲しませてしまった事が何度もあります。それでは意味がなく、逆効果でした。反省。

それでも「やりたい!」子の想いに上手に応えるには?

クッキングなどの時間のかかる調理やお手伝いはお休みなど余裕がある時にするとしても、忙しいタイミングでの「やりたい!」にはどう応えたらいいでしょうか?

先程と矛盾してしまいますが、私はやらせた方が早いと考えています。

ただし、小さいパーツに分けたり、+αのメニューをお願いするようにしています。

みみ
みみ

初めてのお手伝いをさせる時は、口頭ではなく1度ゆっくりやってみせましょう。

子どもは見せると、何個か工程があってもしっかり覚えられるんですよね。

小さいパーツのお手伝いをしてもらおう

小さなお手伝いの例

・野菜を洗う 

・米を洗う 

・お箸や食器を並べる 

・テーブルを拭く 

・お皿を選んでもらう

・ご飯をよそう 

・お味噌汁をよそう

娘は「やりたい!」に「いいよ」と答えて何個かしてもらい、「今日はこれでありがとう」と伝えると満足してくれます。

大人には些細なことでも子どもは「ありがとう」と伝えたら得意げにしてくれたりしますよね。

ずっと続けていると自分の仕事だ!と思うようで「テーブル拭こうか」と言ってくれたりするようになりました。

みみ
みみ

ご飯やお味噌汁をよそうことは手首の運動にもなり、おすすめです。

食べられる量を自分で理解したり、小学校の給食当番がスムーズにできたり、小さなことですが出来るようにしておくと安心ですね。

子どもが作った1品をプラスしよう

お手伝いのために食卓に+α

・おにぎり→小さな子はラップに包んでにぎにぎするだけでもOK

・納豆→混ぜる

・ゆで卵→皮をむく

・スライストマト→洗って、包丁を使えれば切る

・卵焼き→卵割る、混ぜる、火を使えれば焼く

・スナップえんどう塩ゆで→筋とり、火を使えれば茹でる

通常のメニューは自分が用意し、娘には+αで上記のような簡単なものを作ってもらう事もあります。

その為の野菜や納豆、卵などを用意してあり、プラスで食卓に出すようにしています。

娘は5歳なので納豆など作業が簡単な事をしてもらう場合、「何入れるか考えて~」とお願いしていて、かつお節やごま、のりなど考えて作るのが面白い様子です。

子供も「○○ちゃんが作ったお料理美味しい!」と言われ嬉しそうですし、こちらの調理は滞らないのでおすすめです。

みみ
みみ

ゆで卵や納豆はテーブルなどキッチンと離れた場所でもいいですが、包丁・火などは目の届くところで安全に作業させましょう。どんなに小さなお手伝いでも「ありがとう」は忘れないで♡

まとめ

大人の料理もそうですが、お手伝いはやらせないと上手にはなりません

そして、キッチンでのお手伝いはやがてやってくる自立に強く結びついています。

1人暮らしが必要になるような年齢になって1から料理にチャレンジ!となると大変そうです。

そう考えると「やりたい!」と意欲がある幼児期は貴重なタイミングですよね。

余裕がない時は本当に小さいことでいいので、1つだけでもお願いしてみるとよいかもしれません。

その小さなことが少しずつ積み重なって、こんなこともできるようになったんだと思える日がくるはずです。

上手にお手伝いを取り入れ、お手伝いのメリットを子育てに活かしていきましょう。